家を買うことは、大きな買い物になりますので、人生の中でも転機とも言えます。そのタイミングは、多くの人が結婚や出産など、人生を左右するイベントの時でしょう。例えば、結婚する際にお互いが実家暮らしならば、新たに賃貸住宅を探して家具一式をそろえるよりも、家を買ってしまう方が効率的です。終の棲家となる家を買うわけなので、長く使える家具や家電を買って良いですし、結婚生活はじめから一軒家に住めるので後にばたばたすることがありません。

出産のタイミングで家を買う人の多くが、「部屋数が足りない」だとか「家が狭くなったから」という理由でしょう。子どもが増えれば必要な子ども部屋が増え、子どもの荷物やおもちゃが増えるせいで家が手狭になります。そのタイミングで、大きな家を買おうというのです。結婚も出産も、どちらも喜ばしい出来事なので、家を購入するという大きな買い物にも踏ん切りがつきやすいと言えます。

特に何もないときに、なんとなく家を購入すると言う人は少ないでしょう。ただし、結婚や出産という大きな出来事は、その前後にとても忙しくなったり、周りを巻き込んで様々な式を執り行うことになります。注文住宅のように自由設計の家づくりをしたい場合、土地探しや間取り等の打合せをイチから行うことになりますので、精神的にも肉体的にも負担が大きいです。家の建築のスケジューリングをしっかりと行って、負担がなるべく軽くなるようにしましょう。